ARICA Qualityの雑記帳

人材育成支援、コールセンター業務支援を生業とする個人事業主の日々思うこと、感じることを気の向くままに記録しているblogです。

【片側顔面痙攣闘病記⑪】手術から4日目・退院予定だったけれど…

 手術から4日目、入院5日目。当初から、「最短の5日で退院する!」と医師に宣言していたその日がやってきました。前日まで週末ということもあって、そんな話も全くできず「本当に退院できるのか?」と半信半疑でした。声も出ないし、飲み込みにくいし…。

 朝、先生が来てくれて状況を報告しました。「帰れそうなら帰っていいよ」と言われましたが、外は雨が降っているうえに肌寒い様子で、入院時の装備(服装)ではあまりにも寒そうなので「明日でもいいですか?」と尋ね、翌日の退院となりました。

 すると、点滴の種類が増えました。ST(言語聴覚士)も来てくれて、首(喉の辺り)をマッサージしてもらいました。まあ、すぐによくなることは期待していないけれど…。

 

 飲み込みにくいという症状は少しずつ改善傾向に。食事も栄養士さんが様子や要望を聞いてくれ、替えてもらいました。まだ普通食をもりもり、とはいかないけれど、食事に関してはかなり回復したように感じました。ただ、水分を飲み込む時は緊張することもしばしば。うっかりすると鼻から出てきてしまうことも。。。

 声は当初よりも出るけれど、まだまだ。ほぼかすれ声。発声時の息が長続きしないという状況でした。3週間後の仕事(90分話す研修?講演?)が気がかりですが、何もできることはなく、ただ祈るばかり。

 

 ずっと続いている点滴。術後、一度針を刺す場所を替えたのですが、またもや逆流してしまい、再び刺しなおしとなりました。今回やってくれた看護師さんは、ちょっと下手でした。前の看護師さんがよさそうな血管を見つけたのだけれと、「これはどこに行ってるんだろう」としっかり確認した結果刺さなかった所を見事に刺し、薬が入っていかずにただ痛みと出血が多かっただけで失敗、という結末に。なんだか固いもので上から押さえられ止血するという初めての経験をしました。3回目か4回目ぐらいでようやく成功ということになりましたが、左右の腕は内出血だらけになりました。。。

 

 そうそう、肝心の術後の頭や痙攣のこと。頭痛薬を飲んでいるせいか、頭痛はほとんどありません。傷跡も触るとホチキスかかさぶたか、ボコボコしていますが痛みもありません。傷跡周辺の感覚はなくなるとは聞いていたので、それほど気にならず(数年前の開腹手術で経験済み)。もちろん痙攣も全くなく、本当にこの数年のストレスは何だったのだろうというくらい。もっと早く手術すればよかったと思いました。

 入院生活もあと1日。それほど散らかしていないけれど、少しずつ身の回りを片付け始めました。