ARICA Qualityの雑記帳

人材育成支援、コールセンター業務支援を生業とする個人事業主の日々思うこと、感じることを気の向くままに記録しているblogです。

【片側顔面痙攣闘病記⑬】退院から抜鉤まで

退院後も、嗄声(声のかすれ)、飲み込みにくさは解消されませんでした。食事は柔らかめの物をゆっくり慎重に飲み込むようにしていました。それでも時々、液体は鼻から戻ってきてしまったりといったこともあり、先々よくなるのかとても不安でした。 声につい…

【片側顔面痙攣闘病記⑫】手術から5日目・退院

いよいよ退院の日。ぎりぎりまで点滴がありましたが、身の回りの荷物を着々と片付けました。残っていた薬もいったん回収され、新たに処方してもらいました。 なんと、先生とは会うことができず(どうも私がトイレでも行っている間にいらした様子)、看護師さ…

【片側顔面痙攣闘病記⑪】手術から4日目・退院予定だったけれど…

手術から4日目、入院5日目。当初から、「最短の5日で退院する!」と医師に宣言していたその日がやってきました。前日まで週末ということもあって、そんな話も全くできず「本当に退院できるのか?」と半信半疑でした。声も出ないし、飲み込みにくいし…。 朝、…

【片側顔面痙攣闘病記⑩】手術から3日目

3日目になっても、点滴は終日続きます。飲み込みにくさや声が出ない、時々出てもかすれるという症状の薬もあると思います。右手の甲に刺さっている点滴の針。利き手なので右手をよく動かすのですが、例えばトイレにスタンドを押して行く場合など、うっかりす…

「応対品質と生産性は相反する」のか?

コールセンターの「応対品質の向上」と「生産性(効率)」は相反する、とよく言われます。良い応対をすると「会話が長くなる」ことが要因とされています。果たして本当にそうでしょうか。実際に応対品質調査の報告会で、ベスト音声を紹介した際、「丁寧で通…

【片側顔面痙攣闘病記⑨】手術翌日

何度も目が覚めて、「まだ1時間しか経ってないの?」を繰り返した長い夜も終わり、手術翌朝。体温や血圧などの朝のルーティンを終えると、ようやく飲水の許可が出て、看護師さんに飲ませてもらいました。喉の調子がおかしく、声がほとんど出ないことに気が付…

【片側顔面痙攣闘病記⑧】手術当日

いよいよ手術当日。朝、先生が「よく眠れた?」と様子を見に来てくださりご挨拶。午後2番目の手術ということで、それまで待機。朝から絶食、10時以降は飲水も不可で、代わりに水分補給のための点滴も始まりました。 点滴の針は、手術から数日は刺しっぱなし…

【片側顔面痙攣闘病記⑦】入院準備~入院初日(手術前夜)

手術日、入院日が決まり、必要な術前検査もいつも通院している病院で受けた後、実際に入院・手術する病院から連絡がありました(通院している病院では非常勤である医師が常勤の別の病院で入院手術するため。詳しくは⑤で)。 書類を送ってくれることと住所の…

【片側顔面痙攣闘病記⑥】ボトックス注射3回目‐手術日決定‐

2回目の注射から3か月。前回手術のことを尋ねたけれと、医療ひっ迫もあって連絡せぬまま、予約した日に病院へ。 1回目で目が開きにくくなり、前回の2回目で打つ位置を調整してもらった後は問題なかったので、2回目とほぼ同じように打ってもらいました。 そし…

【片側顔面痙攣闘病記⑤】ボトックス注射2回目‐手術を検討し始める-

1回目のボトックス注射から約2か月後に、2度目の注射。目が開けづらくなったことを伝え、打つ位置を調整してもらいました。その他、効き具合によって位置や量を調整してもらい、1回目よりも少し多い投与になりました。その分、顔の表情がなくなること、多少…

【片側顔面痙攣闘病記④】初めてのボトックス注射

専門外来受診の一週間後、署名済みの書類を持って、ボトックス注射を打ちに行きました。 最初の注射なので、少量からとのこと。痙攣の状況を見ながら、また痙攣がよく出る箇所を確認しながらの注射となりました。 目頭、目尻、目の下、頬の内側・外側、口元…

【片側顔面痙攣闘病記③】専門外来受診‐執刀医との出会い-

受診後しばらくするとコロナ禍に突入してしまい、“不急”の通院は控えることとし、病院探しはほとんどしなくなりました。 そして何度かの緊急事態宣言などが過ぎて、久しぶりに母と会えた時に母から「痙攣がひどくなったね」の一言。その頃には痙攣の頻度がさ…

近江商人「三方よし」の「売り手よし」の売り手とは?

近江商人の「三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)」を知ったのは、NPO法人顧客ロイヤルティ協会の「CS基礎講座」(現在は「顧客ロイヤルティ(CS)講座」として継続開催)でした。かれこれ15年ぐらい前のこと。 最近、経営理念などで広く「三方よ…

【片側顔面痙攣闘病記②】痙攣の進行から初めての受診まで

発症から3年近く経過したころ、痙攣はあごまでに広がりました。ネットで色々調べてみても、「根治は手術」「ボトックス注射」といった情報を多く目にしました。まずは、脳神経外科へ行こう、と決めたのは2019年10月のこと。 2019年8月から東京都内にも拠点を…

【片側顔面痙攣闘病記➀】発症?の時の記憶から痙攣の完成形になるまで

「片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)」を長く患っていましたが、先日手術を受け、ようやく痙攣と決別することができました。手術に至るまで色々と調べていたら、同じような方がたくさんいらしてBlogの情報など、参考になりました。なので、私の経験…

Blogリニューアル

2015年の独立とほぼ同時にblogを開設し、「いろいろ発信するぞー!」と意気込んでいたけれど、7年が経過して記事数はわずか9という体たらく。 コロナ禍もあり「仕事」の環境も色々と変わりましたが、改めて初心に帰り日々思うことを記録していこうと、リニ…

お客様に謙譲語を使っていませんか?

かなり久しぶりの投稿ですが、やはり敬語ネタを。 最近、若い方の電話応対や接客時の会話を耳にする機会が多く、気になることも多々あります。「あちゃー」と思うのが、お客様への「謙譲語」です。 どうやら、尊敬語と謙譲語の区別が曖昧な様子。敬語を使わ…

コールセンターの応対品質について

随分と長い間、当blogを放置しておりました。 コンスタントに…と思いながら、なかなか文章にまとめ上げるまでには至らず・・・。これからなるべく頑張ります。なるべく…。 さて、コールセンターの応対品質について、『コンタクトセンター・マネジメント』と…

最近気になってしかたがない言葉【敬語「ご〇〇ください」「お〇〇する」】

最近気になってしかたがないのは、「お〇〇する」「ご〇〇する」という敬語。例えば「ご記入ください」「お会いする」などといったもの。 「ご記入してください」は正しい? もう10年以上前、確かNHK系列の通信講座を受講していた時に初めて知った。「ご〇〇…

質問に答えないことがすれ違いの始まり

先日、出張の際に空港で体験したことです。 地方空港から別の地方へ行くため、羽田空港での乗り換えが必要でした。到着後、次の便に乗るためには相当の距離を歩いて移動しなくてはなりません。数年前は、こんな場合にバスに乗せてくれたことを想い出し、乗り…

あの日を想う

あの日から4年。3月11日に日本にいるのは、あの日以来今日が初めて。2011年11月に日本を旅出ち、2012年から3回の毎年3月11日は、遠く上海からただ祈りを捧げるのみだった。 2011年3月11日。その日は日帰り出張で名古屋にいた。ちょうどお客様先を出たのが14:…

コールセンターと敬語

コールセンターの応対品質のチェック項目の一つに「敬語」があります。以前、応対品質診断のクライアントの担当者の方からこんな質問をよく受けました。 「敬語は何回間違えたら減点されますか?」 意外にこの手の質問は多く受けます。コールセンターの品質…

こだわりという名の呪縛・・・・・・という言い訳

意気揚々とblogを始めたにもかかわらず、たった2記事でしばらく放置というていたらく。。。3日坊主にもなれない。なぜかというと。 “好きと得意”について書こうと思っているのでネタはある。たくさんあるが、書き進めるうちに何が言いたいのかわからなくな…

言葉へのこだわり

私の“好き・得意”の大前提には、『言葉へのこだわり』があります。私をよく知る人たちは、おそらく口を揃えて私のことを「言葉にはうるさい人」と評するでしょう。 言葉に対して、どうも人よりも強いこだわりがあると自覚したのは、だいぶ大人になってから。…

始まりのご挨拶

はじめまして。ようこそ、『我的思考之路』へ。 このブログは、私の好きなことや得意なことについて、アレコレ考えたことを記録するブログです。 自分の備忘録として、気楽に気ままに記録していきたいと思っています。 が、同時に一個人事業主でもあるので、…