ARICA Qualityの雑記帳

人材育成支援、コールセンター業務支援を生業とする個人事業主の日々思うこと、感じることを気の向くままに記録しているblogです。

片側顔面痙攣闘病記

【片側顔面痙攣闘病記⑫】手術から5日目・退院

いよいよ退院の日。ぎりぎりまで点滴がありましたが、身の回りの荷物を着々と片付けました。残っていた薬もいったん回収され、新たに処方してもらいました。 なんと、先生とは会うことができず(どうも私がトイレでも行っている間にいらした様子)、看護師さ…

【片側顔面痙攣闘病記⑪】手術から4日目・退院予定だったけれど…

手術から4日目、入院5日目。当初から、「最短の5日で退院する!」と医師に宣言していたその日がやってきました。前日まで週末ということもあって、そんな話も全くできず「本当に退院できるのか?」と半信半疑でした。声も出ないし、飲み込みにくいし…。 朝、…

【片側顔面痙攣闘病記⑩】手術から3日目

3日目になっても、点滴は終日続きます。飲み込みにくさや声が出ない、時々出てもかすれるという症状の薬もあると思います。右手の甲に刺さっている点滴の針。利き手なので右手をよく動かすのですが、例えばトイレにスタンドを押して行く場合など、うっかりす…

【片側顔面痙攣闘病記⑨】手術翌日

何度も目が覚めて、「まだ1時間しか経ってないの?」を繰り返した長い夜も終わり、手術翌朝。体温や血圧などの朝のルーティンを終えると、ようやく飲水の許可が出て、看護師さんに飲ませてもらいました。喉の調子がおかしく、声がほとんど出ないことに気が付…

【片側顔面痙攣闘病記⑧】手術当日

いよいよ手術当日。朝、先生が「よく眠れた?」と様子を見に来てくださりご挨拶。午後2番目の手術ということで、それまで待機。朝から絶食、10時以降は飲水も不可で、代わりに水分補給のための点滴も始まりました。 点滴の針は、手術から数日は刺しっぱなし…

【片側顔面痙攣闘病記⑦】入院準備~入院初日(手術前夜)

手術日、入院日が決まり、必要な術前検査もいつも通院している病院で受けた後、実際に入院・手術する病院から連絡がありました(通院している病院では非常勤である医師が常勤の別の病院で入院手術するため。詳しくは⑤で)。 書類を送ってくれることと住所の…

【片側顔面痙攣闘病記⑥】ボトックス注射3回目‐手術日決定‐

2回目の注射から3か月。前回手術のことを尋ねたけれと、医療ひっ迫もあって連絡せぬまま、予約した日に病院へ。 1回目で目が開きにくくなり、前回の2回目で打つ位置を調整してもらった後は問題なかったので、2回目とほぼ同じように打ってもらいました。 そし…

【片側顔面痙攣闘病記⑤】ボトックス注射2回目‐手術を検討し始める-

1回目のボトックス注射から約2か月後に、2度目の注射。目が開けづらくなったことを伝え、打つ位置を調整してもらいました。その他、効き具合によって位置や量を調整してもらい、1回目よりも少し多い投与になりました。その分、顔の表情がなくなること、多少…

【片側顔面痙攣闘病記④】初めてのボトックス注射

専門外来受診の一週間後、署名済みの書類を持って、ボトックス注射を打ちに行きました。 最初の注射なので、少量からとのこと。痙攣の状況を見ながら、また痙攣がよく出る箇所を確認しながらの注射となりました。 目頭、目尻、目の下、頬の内側・外側、口元…

【片側顔面痙攣闘病記③】専門外来受診‐執刀医との出会い-

受診後しばらくするとコロナ禍に突入してしまい、“不急”の通院は控えることとし、病院探しはほとんどしなくなりました。 そして何度かの緊急事態宣言などが過ぎて、久しぶりに母と会えた時に母から「痙攣がひどくなったね」の一言。その頃には痙攣の頻度がさ…

【片側顔面痙攣闘病記②】痙攣の進行から初めての受診まで

発症から3年近く経過したころ、痙攣はあごまでに広がりました。ネットで色々調べてみても、「根治は手術」「ボトックス注射」といった情報を多く目にしました。まずは、脳神経外科へ行こう、と決めたのは2019年10月のこと。 2019年8月から東京都内にも拠点を…

【片側顔面痙攣闘病記➀】発症?の時の記憶から痙攣の完成形になるまで

「片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)」を長く患っていましたが、先日手術を受け、ようやく痙攣と決別することができました。手術に至るまで色々と調べていたら、同じような方がたくさんいらしてBlogの情報など、参考になりました。なので、私の経験…