ARICA Qualityの雑記帳

人材育成支援、コールセンター業務支援を生業とする個人事業主の日々思うこと、感じることを気の向くままに記録しているblogです。

【片側顔面痙攣闘病記⑫】手術から5日目・退院

 いよいよ退院の日。ぎりぎりまで点滴がありましたが、身の回りの荷物を着々と片付けました。残っていた薬もいったん回収され、新たに処方してもらいました。

 なんと、先生とは会うことができず(どうも私がトイレでも行っている間にいらした様子)、看護師さんから伝言と画像データなどを渡されました。「今週抜糸に来てください、とのことです」と、元々通っていた病院のいつもの曜日(先生の外来診療日)に行くことに。画像データは、元の病院と入院した病院のCD-ROMがそれぞれ一枚ずつ。先生がご自分宛てに書かれた封書とともに。入院する時にはおそらく先生が持って来られたようですが、今度は私が持っていくのね、そういうしくみなのねと、妙に納得しました。

 お世話になった病棟の看護師さんに挨拶をし、精算です。事前に高額医療費関連の手続きをしていたので支払はびっくりするような金額ではありませんでした。が、保険適用前の金額にはびっくり。100万円近くの金額…。限度額の申請をしていなければ、30万円強を払うことになっていたかと思うと、ありがたい制度だと心から思いました。

 診療明細書は3枚あり、こと細やか記載されていました。全身麻酔の時間まで記載されていて、2種類のうち1つは「208分」とありました。実際の手術時間は聞いていなかったのですが、予定では早くて2時間ぐらいと聞いていたので結構かかったことがわかります。術後に目覚めたときには「太い血管が深く神経に触っていた」とは言われていたので、時間も予定よりかかった様子。

 保険会社の診断書の発行をお願いし、病院を後にしました。約一週間ぶりの外の空気。荷物もあるし、体力も少し弱っているので最寄り駅まではタクシーに乗りました。電車とバスを乗り継ぎ、久しぶりの我が家へ。道中、意外に思ったよりも「弱っている」と実感しました。途中、お昼ご飯を買おうと駅構内のパン屋へ行きました。弱っているけれど、飲み込みにくいだけでなんでも食べてよいのだと思うと、もともと食いしん坊な私はなんだか色々と買ってしまいました。目がほしがる…。ついついいろんなものを買ってしまいました。

 

 久しぶりの我が家は、やはり落ち着きます。数年間悩まされた痙攣がすっかりなくなり、もはや「痙攣なんてしていたかしら?」というぐらい、元通りで快適です。傷口が痛むこともほとんどありまsん。ただ、声と飲み込みにくさはまだまだで、3週間後に控えた仕事(90分話す)への不安が残ります。ありますが、まずはしばらくは静養し体力回復を目指します。