ARICA Qualityの雑記帳

人材育成支援、コールセンター業務支援を生業とする個人事業主の日々思うこと、感じることを気の向くままに記録しているblogです。

【片側顔面痙攣闘病記④】初めてのボトックス注射

 専門外来受診の一週間後、署名済みの書類を持って、ボトックス注射を打ちに行きました。

 

 最初の注射なので、少量からとのこと。痙攣の状況を見ながら、また痙攣がよく出る箇所を確認しながらの注射となりました。

 目頭、目尻、目の下、頬の内側・外側、口元など、数か所。「少し痛い」と言ってくれるので、覚悟して我慢して…。と言ってもそこまで痛くはなく。

 注射終了後は、約2か月後の予約を取り退室。費用は、12,000円ぐらいでした。

 

 効いてきたかなーと感じたのは、3日後ぐらいでしょうか。まだ多少痙攣する箇所はあったけれど、それまでの痙攣からするとはるかに頻度が減っています。ただ、じわじわと効き始めた頃、目が開きにくい、という不具合が出てきてしまいました。「目が閉じなくなる」という情報は、事前に色々と調べていた時に目にしたけれど、開きにくくなるとは思わなかったのでちょっと困りました。でも、打つ前は痙攣がひどくて、自ら片目を閉じていることも多かったから、まあいいか、と思ってやり過ごしました。次回打つ時に相談するしかないかな、と。

 

 その不便も解消されたのは、注射を打ってから約1か月後ぐらいでしょうか。要は効果が切れてきた、ということ。11月下旬に打ち、12月下旬ごろには、目が開きにくいこともなくなってきました。痙攣の範囲が広範囲なので、完全に痙攣がなくなる、ということはその間もなかったように思います。とはいえ、何もしないよりははるかにましでした。ただ、筋肉がマヒしている状態なので、表情がやや不自然というか、表情が出ないというか、そんな感じでした。痙攣は軽くなるけれど、気になることは色々ある、ということ。

 

 そんなこともあって、すぐに手術について考えることになりました。前に情報収集をしていた時から、根治治療としての手術をぼんやり考えていたけれど、当時は信頼できる病院、医師のアテすらなかったので遠い話でした。専門医に出会えたこの頃には、先日の説明に背中を押されつつありました。次の受診予定は1月中旬。その時に手術について聞いてみよう、と思いました。